インターネットへ一言

インターネットで使ってて思うところを素直に書きます。時々デバイスの話しも。

電波なしでチャットできるアプリ(FireChatみたいなやつ)

香港のデモで話題となった電波がなくてもチャットができるアプリ「FireChat」。それに似たアプリで「AirTalk」という国産アプリがありました。

週間アスキーの記事で見つけたのですが、特徴を引用抜粋させて頂きます。

  • データ通信をオフにしていても、Bluetooth 4.0またはWi-Fiを使って直径200メートル以内の利用者同士が通信できる。
  • 位置情報をもとにチャットができる。
  • 建物の地下のように電波が通じない場所、あるいは地震や台風など自然災害による電波障害が発生して携帯電話がつながらなくなってしまったときでも、近くにいる人にメッセージを発信できる。災害インフラとしても役立つ仕組みだ。投稿したメッセージが表示されるまでの速度は1秒以内、競合『FireChat』よりも高速だ。

ということで、機能面をみるとなかなか素晴らしいアプリなのではないか、と思わされました。こういうのが本気で普及するとOSに組み込まれそうな気もしますね。災害時利用を考えると、そうなってもらった方がいいかもしれません。

使ってみた感想

これで遊ぶには友達にもインストールしてもらわないといけないし、無差別に人と出会うつもりもないのでほぼ使わないだろうなぁ…と思いつつ、どんな感じなのかちょっといじってみたので感想を。

  • メールアドレス登録がないのはとても良い(面倒じゃない)
  • かなり近いところにいる人とチャットができる、もしくはツイートみたいのが見れるイメージだったのですが、現状は数十キロ離れているユーザーのそれも見えます。なんかイメージと違いました。
  • 各位のつぶやきを見ると位置情報があるので、どこでそれをしたのかが一目瞭然。自分も2〜3回つぶやきまいたが、それも位置情報が特定されているので、ぐぇっ気持ち悪っ!て思いました。
  • 利用者とすれちがうと通知する機能があるんですが、現在の(変えられない)設定は3km圏内になっていて、それってすれ違いとちゃうやろ、と思いました。同じエリアにいます、ぐらいだよね。そして3kmってなんか微妙で、だからなんなんの?って気分でした。僕の感覚では500m以内ぐらいじゃないとぴんと来ないかも。
  • 位置情報をもとにチャットができる…というアプリですけど、それをもとにチャットしたいケースって緊急時以外あるのかな?ナンパぐらいしか思いつかない…。

だいたいこんな感じです。

ビジネスモデル

  • AirTalkは利用者の位置にもとづいてコンテンツを配信するプラットホーム型のビジネスモデルを採用していく計画だ。

位置情報ベースでの広告配信をイメージされているみたいでした。 ユーザーとしては程々でお願いしたい気がしますが、そういう選択になるのは不思議ではないです。もし自分が関わっていたら、ユーザー課金に挑戦してみたい気もしますが、難しいだろうなぁ…。ちなみにLINEは競合ではない、と考えているようです。

参考リンク